「赤恥をかく」とは?意味・使い方・語源・類語を徹底解説!「恥をかく」との違いは?

赤恥をかく

「あー、もう赤恥をかいちゃった!」

失敗したり、何かを間違えたりした時に、こんな風に言ったり聞いたりしたことはありませんか?

ただ「恥をかく」というだけでなく、「」という言葉がつくことで、なんだかとても強い恥ずかしさを感じている様子が伝わってきますよね。

でも、具体的に「赤恥をかく」とはどのような恥ずかしさを指すのでしょうか?

普通の「恥をかく」とはどう違うのか、なぜ「」という字が使われるのか、気になったことはないでしょうか。

この記事では、「赤恥をかく」という言葉の意味、正しい使い方、言葉の成り立ち(語源)、似たような意味を持つ類語、そして「恥をかく」とのニュアンスの違いまで、分かりやすく徹底解説します。

この言葉への理解を深め、より豊かな日本語表現に役立てましょう。

この記事を監修した人

「赤恥をかく」のポイントまとめ

ポイント
項目 内容
言葉 赤恥をかく(あかっぱじをかく/あかはじをかく)
意味 非常に強い恥ずかしさや屈辱感を覚える。人前での大きな失敗など。
特徴 顔が真っ赤になるほどの羞恥心。普通の「恥をかく」より強烈。
使われる場面 大勢の前での失敗、秘密の露呈、場違いな言動や服装など。
例文 ・「新郎の名前を間違えて赤恥をかいた
・「自信満々で答えたが間違えて赤恥をかいた
・「陰口が本人にバレて赤恥をかいた
語源 恥ずかしさで顔が赤くなる様子+「赤」の強調表現。
類語・言い換え 大恥をかく、面目を失う、穴があったら入りたい、汗顔の至り、顔から火が出る
「恥をかく」との違い 赤恥をかく」は「恥をかく」の最上級表現。より深刻で強い恥を表す。

「赤恥をかく」の基本的な意味

意味

赤恥をかく(あかっぱじをかく、あかはじをかく)」とは、非常に強い恥ずかしさを感じる、ひどく恥ずかしい思いをする、という意味の慣用句です。

ただ恥ずかしいだけでなく、人前で、あるいは公の場で、普通では考えられないような大きな失敗をしたり、隠しておきたいようなことが露呈したりして、顔が真っ赤になるほど強い羞恥心や屈辱感を覚える状況を指します。

「赤恥」の「赤」は、まさに恥ずかしさで顔が赤くなる様子を強調しているのです。

ポイント!

  • 非常に強い恥ずかしさ。
  • 人前や公の場での出来事が多い。
  • 顔が赤くなるほどの羞恥心屈辱感

「恥をかく」と「赤恥をかく」の違いは?

違い

「恥をかく」と「赤恥をかく」は、どちらも恥ずかしい思いをすることを意味しますが、その恥ずかしさの「程度」に大きな違いがあります。

恥をかく

一般的な、様々な程度の恥ずかしい思い全般を指します。

ちょっとした言い間違いや、軽い勘違いなども含みます。

例:「道で転んで恥をかいた」「簡単な漢字を忘れて恥をかいた」

赤恥をかく

「恥をかく」の中でも、特に程度が甚だしい、ひどい恥ずかしさを指します。

周りの人に笑われたり、呆れられたりするような、顔から火が出るような状況で使われます。

例:「大勢の前でスピーチの内容を全部忘れてしまい、赤恥をかいた

簡単に言えば、赤恥をかく」は「恥をかく」の最上級のような表現と考えると分かりやすいでしょう。

なぜ「赤」がつくの? その語源・由来

由来

「赤恥」の「赤」は、前述の通り、人が強い恥ずかしさを感じた時に、血がのぼって顔が赤くなる生理現象に由来すると考えられています。

緊張したり、興奮したり、そして恥ずかしさを感じたりすると、自律神経の働きで顔の血管が拡張し、血流が増加して顔が赤くなります。

この、誰の目にも明らかな身体の変化を捉えて、「赤」という言葉でその恥ずかしさの尋常でなさを表現したのです。

また、日本語では「赤」という色が「全くの」「甚だしい」といった強調の意味で使われることがあります。

例えば、「赤の他人」「真っ赤な嘘」「赤裸々」などがその例です。

「赤恥」の「赤」にも、こうした「甚だしい恥」「むき出しの恥」といった強調のニュアンスが含まれていると解釈することもできます。

「赤恥をかく」の使い方と具体的な例文

例文

赤恥をかく」は、自分がとんでもなく恥ずかしい経験をした時や、誰かがそのような状況にあることを表現する時に使います。

特に、以下のようなシチュエーションで使われやすいでしょう。

  • 大勢の前での大きな失敗や失態: プレゼンでの致命的なミス、スピーチの失言、公の場での転倒など。
  • 知ったかぶりや勘違いが露呈: 間違った知識を披露し専門家に訂正されるなど。
  • 秘密や弱点が暴露された時: 個人的な情報が意図せず公になってしまう場合。
  • 場違いな言動や服装: TPOを誤り、周囲から浮いてしまった場面など。

例文

  • 「結婚式のスピーチで新郎の名前を間違えるなんて、とんだ赤恥をかいてしまった。」
  • 「自信満々で答えた問題が全くの見当違いで、クラス全員の前で赤恥をかいた。」
  • 「まさか自分の陰口を本人に聞かれていたとは…。本当に赤恥をかいたよ。」
  • 「知ったかぶりして専門用語を使ったら、意味を完全に間違えていて赤恥をかいた。」
  • 「パーティーに一人だけ普段着で行ってしまい、赤恥をかく羽目になった。」

「赤恥をかく」の類語・言い換え表現

類語

赤恥をかく」と似たような、強い恥ずかしさを表す言葉や表現もいくつかあります。

ニュアンスの違いを理解しておくと便利です。

  • 大恥(おおはじ)をかく: 赤恥とほぼ同義で、非常に大きな恥。
  • 面目(めんぼく)を失う / 面目丸つぶれ: 社会的な体面や名誉を失う。
  • 穴があったら入りたい: その場から消えたいほどの強烈な恥。
  • 汗顔(かんがん)の至り: 恥ずかしさで顔に汗をかくほど、改まった場面で使用。
  • 顔から火が出る: 顔が熱くなるほどの恥ずかしさ。

まとめ

まとめ

今回は、「赤恥をかく」という言葉について、その意味から使い方、語源、類語、そして「恥をかく」との違いまで詳しく見てきました。

  • 赤恥をかく」とは、人前で顔が赤くなるほど、非常に強い恥ずかしさや屈辱感を覚えること。
  • 一般的な「恥をかく」よりも、恥ずかしさの程度がはるかに甚だしい。
  • 語源は、恥ずかしさで顔が赤くなる様子や、「赤」が持つ強調の意味から。
  • 大勢の前での失敗や、秘密の露呈など、思い出すだけでも辛いような場面で使われる。
  • 類語には「大恥をかく」「面目を失う」「穴があったら入りたい」などがある。

赤恥をかく」という経験は、できれば避けたいものですが、誰にでも起こりうるかもしれません。

この言葉の意味やニュアンスを正しく理解しておくことで、自分の感情を的確に表現したり、他者の経験に共感したりする際に役立つでしょう。

日本語の奥深さを感じながら、言葉を大切に使っていきたいですね。

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