「青息吐息」とは?意味・使い方・例文・由来・類語・対義語をわかりやすく解説!

青息吐息

「会社の経営が青息吐息だ」「度重なるトラブル対応で青息吐息だよ」

こんな風に使われる青息吐息という言葉。

なんとなく「苦しい状況」を表すことは想像できても、正確な意味や由来、適切な使い方となると自信がない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、青息吐息(あおいきといき)の意味、具体的な使い方(例文付き)、言葉の由来、類義語・対義語まで、わかりやすく徹底解説します。

この記事を読めば、青息吐息の意味を正しく理解し、ビジネスシーンや日常会話で適切に使えるようになります。

この記事を監修した人

青息吐息のポイントまとめ

ポイント
項目 内容
意味 非常に苦しい状況、困窮しているさまを表す四字熟語
使い方 経営難、借金、過重労働などの困難な状況に対して使う
由来 「青ざめて吐く弱々しいため息」から転じて非常に苦しい様子を表す
類義語 アップアップ、息も絶え絶え、瀕死の状態、四苦八苦、塗炭の苦しみ
対義語 順風満帆、意気揚々、絶好調

青息吐息とは?基本的な意味

意味

青息吐息(あおいきといき)とは、非常に困窮したり、苦しんだりしている状況や、その際に弱々しく吐くため息を意味する四字熟語です。

  • 青息(あおいき):苦しい時や心配事がある時に、青ざめた顔で吐くため息。
  • 吐息(といき):ため息。

この二つの言葉が合わさることで、「苦しさのあまり、青ざめた顔で弱々しくため息をついている様子」を表し、非常に苦しい状況・状態にあることを強調しています。

単に「ため息をつく」だけでなく、追い詰められ、疲れ果て、どうしようもない困難な状況にあるというニュアンスが含まれます。

青息吐息の具体的な使い方【例文】

例文

青息吐息は、個人だけでなく、組織や会社などが経済的に困窮している状況など、幅広い苦境を表す際に使われます。

  • 長引く不況と原材料費の高騰で、多くの中小企業が青息吐息の状態だ。
  • 彼は度重なる借金で首が回らなくなり、青息吐息の毎日を送っている。
  • 締め切り間近なのにトラブルが続出し、プロジェクトチームは青息吐息で作業を進めている。
  • あの部署は人手不足が深刻で、残っているメンバーは皆青息吐息だよ。

青息吐息の由来・語源

由来

青息吐息の明確な出典は特定されていませんが、言葉の成り立ちから意味を推測できます。

  • 「青息」の「青」:古来、日本では「青」は単なる色だけでなく、「未熟さ」や「生気のない様子」を表すことがありました(例:青二才)。また、顔面蒼白になるような、血の気が引いた状態を「青ざめる」と言うように、苦痛や恐怖、体調不良による顔色の悪さを示す色でもあります。ここから、「青息」は苦痛や困難の中で漏らす弱々しい息、生気のないため息を意味するようになったと考えられます。
  • 「吐息」:文字通り、ため息をつくことです。

この二つが組み合わさり、「苦しさのあまり青ざめて吐くため息」という意味になり、転じて「非常に苦しい状況」そのものを指す四字熟語として定着しました。

青息吐息の類義語・言い換え表現

類語

青息吐息と同じように、苦しい状況や状態を表す言葉はいくつかあります。ニュアンスの違いも理解しておくと表現の幅が広がります。

  • アップアップ:息苦しくてもがく様。特に資金繰りなどが苦しい状態によく使う。「借金でアップアップしている」
  • 息も絶え絶え(いきもたえだえ):呼吸が弱々しく、死にそうな様子。転じて、極度に苦しい状況。「マラソンを完走したが、ゴールでは息も絶え絶えだった」
  • 瀕死の状態(ひんしのじょうたい):死に瀕している状態。物事が破滅寸前であること。「会社の経営は瀕死の状態だ」
  • 四苦八苦(しくはっく):非常に苦労すること。「新しいシステムの導入に四苦八苦する」
  • 塗炭の苦しみ(とたんのくるしみ):非常にひどい苦しみ。「戦乱で民は塗炭の苦しみを味わった」

青息吐息の対義語

対義語

青息吐息とは正反対の、順調で勢いのある状態を表す言葉には以下のようなものがあります。

  • 順風満帆(じゅんぷうまんぱん):物事がすべて順調に進むこと。「彼の新しい事業は順風満帆だ」
  • 意気揚々(いきようよう):得意げで威勢の良いさま。「試験に合格し、意気揚々と帰宅した」
  • 絶好調(ぜっこうちょう):この上なく調子が良いこと。「チームは開幕以来、絶好調を維持している」

まとめ:青息吐息は「非常に苦しい状況」のサイン

まとめ

青息吐息は、個人や組織が経済的、精神的、体力的に非常に困窮し、苦しんでいる様子を表す四字熟語です。

苦しさのあまり青ざめた顔でため息をつくイメージから、切迫した状況や疲弊しきった状態を伝えるのに適した言葉です。

  • 意味: 非常に苦しい状況、困窮しているさま。
  • 使い方: 経営難、借金、過重労働など、様々な苦境に使う。
  • 由来: 苦しくて青ざめて吐くため息から。
  • 類語: アップアップ、息も絶え絶え、瀕死の状態など。
  • 対義語: 順風満帆、意気揚々、絶好調など。

この言葉の意味を正しく理解し、適切な文脈で使えるようにしておきましょう。

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